ボルトレス金物 JSメタル

ボルトレス金物 J…

ボルトレス木材接合JSメタル

弊社はボルト不要の木材接合金物(ボルトレス金物)「JSメタル金物(特許取得)​」を独自開発。
JSメタルを使った木材接合(JSメタル工法)は、ドリフトピンを打つだけで簡単に木材接合ができます。
住宅建設​のコストダウン、施工時間短縮、建物の強度が向上など、さまざまなメリットをもたらします。
弊社はこのJSメタル工法で、年間約150棟の木造軸組を施工しています。

JSメタル工法

木材接合には9種類のJSメタルとドリフトピンのみで行います。
JSメタルの設置は木材にわずか6mm厚のワンスリットを入れるだけ。
あとはドリフトピンをハンマーで打ち込めば木材接合が完了します。

JSメタルはシンプルな形状かつ種類も少なく、従来より金物のコストも削減されます。

在来と同じ梁勝ち(はりがち)工法なので柱勝ち(はしらがち)でなくても大丈夫です。

JSメタルの性能

耐震性が向上

在来工法とJS工法による強度比較の結果、JSメタル工法の強度が優れていることが分かります。
つまり、建物の耐震性が向上するということです​。
この耐震性が評価され、東日本大震災に係る応急仮設住宅に「JSメタルと外壁パネル構法」が採用されました。


設計・施工の自由度が向上

従来の金物工法では金物どうしの取り合いや接合の考慮が必要でしたが、JSメタル工法は金物が全て独立している為、設計や施工の自由度が高まります。
また、金物は6mm厚のワンスリットでコンパクトに設置できるので、外壁パネルの接合も容易になります。


JSメタルのメリット

化粧梁にも使えるほど、美しい仕上がり

座付きボルトが表面に​表れない為、接合部がすっきり綺麗​​。

施工時間の短縮

ドリフトピンを打つだけのJSメタル工法は、ハンマー1本だけで打ち込み完了。
屋根をかけるまで​約1日程度で済みます。
ボルト締めでの接合に比べ、施工時間が大幅に短縮されます。

木材欠損が少ない

接合部分はわずか6mm厚のワンスリットを入れるだけ。
ボルト用の座彫りが不要なので​、木材欠損がほとんどありません。
また、ボルト締め特有の木材の収縮によるボルトの緩みが生じません。

取付・交換が容易

柱頭や柱脚にも丸ホゾパイプを使用せず、ワンスリット金物を使用している為、柱をスライドして動かせ、回転も防止できます。管柱の取付・交換が容易になります。

ヒートブリッジが最小限

外壁と内壁の間にある柱などが熱を伝える現象のことをヒートブリッジ(熱橋)と言います。
これが結露の原因になるといわれています。
JSメタル工法ではボルトが外部に触れない為、ヒートブリッジを最小限に抑えることができます。​

外壁パネルとの併用でさらに耐震性能が向上

地震に強い外壁パネル構造は施工技術に左右されることなく強さを保つことが出来ます。
「JSメタル+外壁パネル」でより施工しやすく、耐震性能のある建築が可能になります。

外壁パネル