JSメタルの仕様
耐震性に優れたJSメタル
低価格住宅のハウスメーカーの出現などから、多くの中小工務店、資材・建材卸売業者、ハウスメーカーにおいて住宅建設時のコスト削減が求められています。
さらに、東日本大震災以降、耐震や制震など建物の強度にも注目が集まっています。
このような背景のもと住宅市場では金物工法が注目されており、弊社では住宅建設における木材接合部の金物であるJSメタルの新製品(意願2008-031213、2008-031214、実願2009-003995)を開発しました。
JSメタル金物
JSメタル金物の材質(SPHC)
熱間圧延軟鋼及び鋼帯 JIS G3131
S(Steel:鋼)/P(Plate:薄板)/HC(Hot Commercial:熱間圧延 一般材)
規定最小引張強さ 270N/mm2 厚み6mm
金物の表面処理(カチオン電着塗装15μm)
自動車産業とともに発達してきた塗装方法で、1970年代にはじめて導入されました。
すでに30年以上経過した21世紀においても、塗料・工程ともに改良を加えられトヨタ自動車をはじめとした世界のボデーメーカー及び自動車部品メーカーに100%採用されています。
導電性のある水溶性塗料を入れたタンクに被塗物を浸漬し、これに電流を通してそれぞれ違う極性の静電気を負わせることで塗料を塗着し、焼付け乾燥行い硬化させて塗膜とする塗装です。
カチオンとは陽イオンのことで 非常に高い耐食性を誇ります。
ドリフトピン材質(SWRM)
ボルト接合と異なり接合部のガタが少ないこと(木材・鋼板ともドリフトピンと同径の孔)、ナットによる締め付けの影響がないことなどにより加力直後から穏やかに立ち上がり直線域を経て降伏していく。
同一条件内での最大耐力はほぼ安定してます。
信頼・実績・性能試験
意匠登録証
特許証
実用新案登録証
(財)建材試験センター
ハウスプラス確認検査(株)
ものつくり大学